ベアリングの選び方
公開日:
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最終更新日:2018/07/12
ギア・パーツの選び方
ベアリングを選ぶ際のポイント
ベアリングはウィールをスムーズに回転させるためのパーツで、スケートボードのスピードを左右する重要なパーツです。ウィールの両側にはベアリングをはめ込む為の穴があいており、そこにベアリングを設置して使用します。1つのウィールに対して2つ、計8個使用する為、ベアリングは8個セットで販売されています。
ベアリングを選ぶ際のポイントは以下の2つです。
- ABEC
- グリスorオイル
それでは、2つのポイントについて解説します。
ABECについて
ABEC(エイベック)とは、ベアリングの回転のしやすさを決める工業規格のことです。ベアリングはほとんどが工業用のベアリング製造会社に発注して製造しています。スケートボードで使用される規格は基本3.5.7の3種類ですが、稀に1と9という数値のものも存在します。
ABECの数字が大きいほど精巧に作られており、スピードが出やすいでのですが、その分高価になります。
※ただし、ABECの数値が高いベアリングは隙間無く精巧に作られているため、摩擦熱が発生しやすく壊れやすいという欠点があります。
初心者におすすめのABECは?
最初は3がおすすめです。慣れてきたら除々に数値を上げていきましょう。
グリスorオイル
ベアリングにはグリスタイプとオイルタイプという2種類が存在します。それぞれのベアリングについて解説します。
グリスタイプ
ベアリング内に潤滑用のグリス(粘度の高い潤滑剤)が入っているベアリングです。潤滑剤を入れて蓋をしている為、メンテナンスの必要がなく、壊れるまで回転力が持続します。
オイルタイプ
ベアリングのカバーが片側しかなく、内部が見えた状態になっています。そこにベアリングオイルを注入して使うタイプのベアリングです。グリスタイプに比べ、粘度が低いためロスが少なく、伸びのある回転が特徴です。ただし、オイルが切れないようこまめなメンテナンスが必要です。
初心者におすすめなのは?
メンテナンスの必要が無いグリスタイプがオススメです。
まとめ
ベアリングを初めて買う際は、ABEC3のグリスタイプがオススメです。
ブランド別にベアリングを選ぶ
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